どこまでなのかを線引きするのは大切
仕事が終わらないこと、最近多くて。
ここまでやりたい、と思うところまで進まないと、たまにやってしまう持ち帰り仕事。デザイン考えるのは楽しいし、コードを組むのだって、自宅のほうが黙っ手集中できるし、原稿を書くのもはかどる。
でも、ただ働きはしないという私の信条には反した行いだ。
誰も感謝なんてしてくれない自宅仕事。多分気づきもしないだろう。だって言わないし。
それが収入にもつながらないし、何なら子供との大切な時間が減ってるから本当にいいことないはず。
なんだけど、今はそれをやる。持ち帰ってでも仕事を進める。
なんでか?
スキルを伸ばしたいから。
できることを増やして、将来を見据えたいから。
この作業を繰り返した先に、見えるものがある予感がするから。
だからギチギチに詰まった仕事も、必死に取り組んでしまうんだよね。
だけど、それをどこまでやるかは線引きが結構大事と思っていて、あくまでも一番は息子。息子の笑顔をなくしてしまうくらいなら、仕事丸ごとドブに捨てても構わないというのだけはいつも頭に置いておかないと。
じゃないと多分もともとが仕事人間の私はズブズブとワーカーホリックの世界へと落ちて行ってしまうんだろう。
こわ~。
うまくいかない日
毎日頑張ってるし、行いが悪かったわけでもないのに、たまにやってくるうまくいかない日。
子供のお迎えのギリギリの時間なのに電車が遅れてる。
急ぐなら次の駅で快速に乗り換えて。というアナウンスに従って乗り換えようとしたら、遅延のせいで快速電車はぎゅうぎゅう詰めで乗れない。
やっと乗った各停で、後ろの人が揺れてて2秒に1回ぶつかってくる。
あれ、あれれれ、何でぇ??って。
誰が悪いわけでもないアンラッキーを受け流すのって、ちょっとパワー使うものだと感じます。
そんなアンラッキーと、なんだかここ数年いい付き合いが出来るようになってきた気がします。
何でかな?
多分ですがそれは、アンラッキーに対してヤキモキすることを、悪いこととは思わなくなったから。
多分だけどね。
『うわぁ、アンラッキー!』って思ったとき、顔にも出して『あらぁ~(大阪のおばちゃん風)』って心のなかで派手目のリアクションをします。
なんなら時には声が出てると思います。
気にしないようにとか、前向きにとか、一切なし。
『あらぁ~、やだぁ~
あちゃぁ~、困る~ぅ!』です。
何でかそれを心のなかでやってると、すぐに気持ちが盛り返してます。不思議!
多分実際おばちゃんの年齢に達したからなのでしょうが、これでずいぶん得してると思います。
アンラッキー気分から抜け出ると、次はラッキーに出会えるからこれまた不思議!
散々な目に遭って帰ったはずだけど、たどり着いた学童で先生から息子のことで嬉しいお言葉!
あらぁ、嬉しい!!
お母さんと私、お母さんが私。
今週のお題「母の日」
母と私は半絶縁状態。
もう3年前に実家を無理やり出てからは、息子のことに関わる必要最低限のメッセージを取り交わす以外のコミュニケーションは取っていない。
これからもそれでいいし、母が死ぬまでそうしていようと思っている。
それは何故か?
母はいわゆる女子だ。
自分の回りに必ず見下す相手が必要なタイプの、女王的女子。
昔からなにかと否定的な言葉を受けて来たものだけど、それに顕著に耐えられなくなったのは離婚のために実家に出戻ってからだ。
何かにつけては息子の前で「お前がおかしい」「お前が悪い」と私をこき下ろし続け、しまいにはそれが幼い息子に伝染し、毎日毎日母からも息子からも否定され続ける日々が続いた。
自分がおかしいのだろうと思ったし、自分が悪いところを直せばいいのだろうと思ったから、努力した。
辛くて涙が止まらなくても、胃の痛みに脂汗が出ても、毎日普通にして過ごして見せた。
でも気づいた。
母が私を認める日なんて来ないのでは?
母は私を悪く言うことで自分の自尊心を守っているのでは?
もういいや、いらないや。
そう思って、絶縁するだのなんだの騒ぐ母をほっぽらかして息子と家を出た。
あれから3年。
息子も引っ越し直後はあれこれとあったが、今はもう私をなじるような真似はしなくなった。
暮らしはギリギリだったが、歯をくいしばって頑張って、派遣入社から正社員になった。
立ち止まって考えてみると、いつも母の顔を伺っていた。母が後ろに立つと怖くて、背筋がぶるりとしたものだ。
それがなくなった今が、一番気持ち安らかに過ごせているし、楽なのだ。
もちろん縁を切ることを決めた寂しさはあるけれど、もうわざわざ否定されに行かなくていいのかと思うと、憑き物が落ちた気持ちにすらなる位ほっとする。
母に不幸になってほしいとは思っていない。育てて貰った恩も、出戻った私たちを受け入れてくれた恩も感じているつもり。
ただ、人と人には程よい距離というのがある。
母と私の間の程よい距離は、生存は知っているけど会うことはないという程度の、相当な遠距離なのだろうというだけだ。
だから母の日に私ができることは何もない。今年も来年もずっと。
こんな親不孝をして、いつか私も息子からもそんな風に縁を切られてしまうのでは?
そうかも。
因果応報と言うからね。いつかそうなるかも。
そうなるにしても、今は私と息子が幸せで暮らせるベストを模索しようじゃないか。
その結果が因果応報なら、受け入れるしかないのだから。
それは20年か30年後の母の日にでも思い返す日が来るのだろう。
そのときに笑っていられるよう、精一杯息子を愛そうと、母の日過ぎちゃったけど母の決意。
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今年のGWは改元フィーバーで10連休。
うちの会社そのための休日日数調整のためなのか、例年ならある盆休みがなくなりました。
ええ~・・・。小学一年生の子持ちにとって、盆休みナシは悲しい。
それはともかく10連休。息子、生まれて初めてのディズニーランドへ。
母、10年余りぶりのディズニーランドへ。
混んでいた。
混んでいたけど8個のアトラクションを満喫して、大満足の一日だった。
これまでは興味を持てなかった、ジャングルクルーズとかカヌーとか、子供でも大丈夫なもの中心に楽しんできたけど、ディズニーランドって本当にすごい。
何がすごいって、掃除が行き届いているところ!よその施設ではちょっとしたところに積もっているホコリが、ディズニーにはない。並んでいる間も手すりの隅とか置物の陰とかに、ない!すごい・・・。
そしてスタッフさんの気配りが素敵!マップを開いてうなっていると、いつの間にか声をかけてくれる。すごい・・・。
入園料が前に見た時より大分上がっているようには感じたけど、それでも大満足の一日のなったのでした。